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WHAT'S TITANIUM?

Ti なる元素記号を持つ、銀白色で軽く強く錆びにくい金属である。 その名前は、ギリシャ神話に登場する巨人、タイタンに由来するという。比重は鉄の約60%、強さは鋼と同程度、耐食性はステンレスよりも優れ、特に海水に対するそれは、プラチナに匹敵する。 チタンをベースにバナジウム、アルミニウム等を添加するとチタン合金と呼ばれる大変硬い金属となる。みなさんよくご存じのゴルフクラブのヘッドに使用されているのがこれである。 その強さ、軽さは、航空機や宇宙開発の用途に対しては、かくことのできない構造用素材であり、優れた耐食性は、過酷な環境で操業される、各種の化学工業用装置に利用されている。 このようなことから、チタン=硬いというイメージを持つ人が多いが、高純度のチタンは比較的柔らかく硬さとしてはステンレスの値に近い。KTS Titanium Products for Guitars は、この純チタンという材質で製造される。



WHY TITANIUM?

チタンが満たす、音響的に優れた金属としての第一条件として、内部減衰率の低さがあげられる。すなわち、弦の振動によって発生した波動を物質内部で吸収してしまうことなく、ボディーへと伝えることができるのだ。稠密六方晶と呼ばれる、その独特な結晶組織に起因するものと考えられているが、それがまた、弦振動の安定性をも生み出している。もうひとつ、従来から音響材料には、 E( 縦弾性係数 ) /ρ( 密度 ) の値の高いものがよいとされている。わかりやすく言うと、軽くて曲がりにくい材料がよいということだ。チタンは、この条件も併せ持っているといえよう。


HOW'S TITANIUM?
サウンドを言葉で表現するというのは大変難しいことである。ここではチタンサドルの持つ特性というようなものを 内外一流ミュージシャン、キターテクニシャン、リペアマン、ギタービルダー達の声からピックアップしてみた。
 また、Artist のコーナーで、プレイヤー、ビルダー、リペアマンといった、プロフェッショナルの方々からの、インプレッションを掲載してあるので、参考にしていただければ幸いである。

◆ロングサスティーン 全てのジャンルに必要はないだろうが、いうまでもなく良いギターの必要条件である。生音聴覚比較で、約 20% 。また、コンピューターによる音響分析において、最大 50% の向上を確認。

◆サウンドセパレーション コード弾きでの各弦、各音の分離感が素晴らしく、俗に言うグッシャリ感というものが無くなる。低音域での単音弾きもクリアに再現される。

◆アタック、立ち上がりの良さ プレイヤーの意志そのままを忠実に再現する。その素早いレスポンスは、様々な奏法に対応する。

◆クリアトーン 弦振動が安定し、サウンドの雑味成分が取り除かれ、ギター本来の生音が引き出される。生音がクリアということは歪音時も音がつぶれてしまうことはない。自動的にエフェクターののりも向上する。ライン録りにも効果的というところが、スタジオ系の支持につながるようだ。

◆予想外のマイルドトーン チタンと聞くと、硬くて金属的な音をイメージされるだろうが、ユーザーからの答えは、エッジが効きつつも(輪郭がくっきり)意外とマイルドだということ。


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